
でも、この人の作る人形って細かく見ても全くスキがない。角度が少し変わるだけで微妙に変化する顔の表情から指先のちょっとした仕草に至るまで妙にリアルな繊細さが感じられるから、見つめていると艶めかしささえ感じてドキドキしまうほどだ。新八犬伝の他にもおなじみの「花うさぎ」から最新作の「五人女シリーズ」、「源氏絵巻縁起」など代表作の多くが展示されているから見応えも十分。ほんまにいい物見せてもらったって感じでした(教えてくださったメリーフェローズの伊庭さん、感謝です)
ちなみにこの人形展、午後6時をすぎると入場料が半額の400円で入場することが出来る。比較的空いていて閉場の午後8時までしっかり見ることが出来るので時間に余裕のある方にはそちらをお薦めします(曜日により終了時間が違うことがあるのでご注意を)
*写真:大阪城梅林・「香篆(こうてん)」(2005,01,22)
夫婦咲きと呼んでいい?