2014年1月21日火曜日

青空文庫

山茶花真っ盛り ※クリックで拡大します
テレビで名前を聞いて久しぶりに魯迅を読んでみたくなったのだが本棚を探してみても見あたらない。どうやら前回の引っ越しの時に処分してしまったらしいのだが、いったん読みたくなると居てもたってもいられなくなってしまう我ながら困った性格(笑) しかし夜中で近所には開いてる本屋はないし... 、ということで思い出したのが青空文庫。早速、中学の教科書にも載っている短編「故郷」をiPhoneに落として読んでみたのだが、・・・うーん、何だかしっくりこないのだ。

 翻訳物は訳者によって印象は当然変わってくるから最初読んだ時の刷り込みの影響もあるだろうし、主人公の旧友・閏土の読みがルントウでなくジュンドと音読みになっているなっているのも気になるところ。だが、それ以上に1932年の井上紅梅氏の翻訳をボランティアの方が新仮名遣いに置き換えた文章には何となくちぐはぐな感じがあって“引っ掛かり”を感じてしまう。つまり読んでいてちっとも楽しくないのだ。

 文芸作品の場合、筋はともかく読んでいる時の“心地よさ”っていうのがキモになる訳で、やはり文庫本で売られているものはプロの翻訳家が訳しているだけあって日本語としては遥かにこなれている。無料である以上、文句をいうのは筋違い。でも、文庫本なり電子書籍なり、お金を払って買うものにはそれなりの価値があるんだと改めて納得してしまった次第。

2014年1月20日月曜日

今週の大阪城梅林

大阪城梅林梅だより、今週のアルバムアップしています。

シャーロック・ホームズの冒険/ハイビジョン・リマスター版

新梅田シティ・スカイビルの夕景
昨年の秋から毎週土曜日の深夜に録画しておいて、ちまちまとBlu-rayに残しているのがシャーロック・ホームズの冒険/ハイビジョン・リマスター版。このドラマは30年位前、毎週土曜日の夜NHKで放送されていたもの。当時からとにかく考証が緻密で19世紀ヴィクトリア朝の古き良きロンドンが忠実に再現されていると評判が高かったし、特に主役のジェレミー・ブレッドがこれ以上のホームズはまず考えられないってくらいの適役で放送のある日はサークルのコンペそっちのけで下宿へ直行、テレビで正座して見てたってくらいに大好きだった。←ビデオがまだなかった頃の話 (^▽^;)  とにかく今は2時間のスペシャル・シリーズ3話を含む45話を全てBlu-ray化するべく燃えております。

 このハイビジョン・リマスター版は3:4の標準画面ながらちょい古の映画くらいのクオリティには十分なっているのがファンにはうれしいところだ。調べてみるとフィルムで撮影されていたため高解像度でHDTV放送用ビデオに落としこむことが出来たということらしい。これがビデオで撮影されていたら絶
対このクオリティは出せなかった訳で、そう考えるとアナログってやっぱ侮れないですね。

 ちなみに昨夜現在で第3シリーズの第17話まで放送が終わっているけど好評のため放送済みのものが2月からもう一度再放送されるとのこと。見逃した方はどうかお忘れなく。

2014年1月15日水曜日

スマホの台頭、など

使っているレンタルサーバーの会社からサーバーのディスク容量が30GBから100GBにアップするとのメールが来た。このサーバー、年間費用5,000円だから月にならせば400円ちょいとリーズナブルで大概のことはできちゃうし、何より使い始めて8年間たいしたトラブルもなかったしで満足度はかなり高いんだけど、この容量アップはやはりありがたい。もっとも近頃はYoutubeやPicasa使った方が早くて簡単だったりするから大きなファイルをアップすることはあまりなくなってはいるのだが。

 で、そのサーバーのアクセスログを久々に見てみると先月一月間の統計でiPhone:38.9%、Android:37.1%とこの二つで75%を超えている(!) 自分的にも3年前にスマートフォンを使い始めてちょっとしたものはiPhone使うことが増えているけど、この数字からすると今やパソコンでネットするなんて時代遅れもいいところって事になっているらしい。

 ちなみにMacは4.4%とずっと低値安定。一方のWindowsは7、Vista、XPの合計で17.1%と激減中で、しかも現在主力のはずのWindows8は1.1%と予想以上のテイタラクぶり。マイクロソフトはマジでヤバいんじゃないだろうか?変化の早い業界とはいえ、ここまでの激変っぷりは人ごとながら恐ろしいっす。

・写真:光のルネサンス/中之島イルミネーションストリートのクロージング点灯
  1/19(日)まで。ただし点灯してるだけです。 

2014年1月13日月曜日

ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート2014


大阪城梅林の『蝋梅(ろうばい)』
昨夜の深夜、BSで録画しておいたウィーン・フィルのニューイヤーコンサートを繰り返し見ているのだが、花で飾られたムジークフェラインのグローサーザールの美しいこと!美しいこと♪生きているうちに一度でいいから行ってみたいホールの筆頭なんだが、この先考えるとますます、そして限りなく不可能に思えてくる今日このごろ(^▽^;) 


 ちなみにニューイヤーコンサートは元旦の夜にEテレで衛星生中継されていたけど、やはり残すなら1920x1080、フルハイビジョンのBS放送版に限るのです。もっとも今回の指揮者バレンボイムも御年71歳。画質、音質が素晴らしい分だけ年取っちゃったのがはっきり分かってしまうなあと(笑)


 クラシックの新譜も追わなくなってしまって久しいのだが、昨今の演奏家事情は一体どうなっているんだろ?もっとも手持ちのカラヤン、バーンスタインにクライバー辺りで別に困ることもないのだが、デジタル録音といえ20~30年以上前のものばかりだし。ま、クラシックなんてトスカニーニやフルトヴェングラーあたりも今だに幅を利かせている世界だし、あまり変化はないのでしょうか? >詳しい方



2014年1月12日日曜日

カット野菜の怪


西宮えびす(2014,01,11) 伝統のお化け屋敷も健在
先日の夜、キャベツのストックが切れているのに気づいて近所のコンビニで千切りキャベツを買ってみたのだが味も香りも全くなくて閉口してしまった。ネットで調べてみるとカット野菜というのは除菌後、消毒液の臭いを消すため何度も水でさらす必要があり、ビタミンなどの栄養はほとんど残っていないということがわかったのだが冷蔵庫の片隅に置き忘れたまま2週間、引っ張りだしてみたところ少し干からびていたけど傷みも色の変化もほとんどないっていうのはどう考えてもすごすぎる。一体どんな処理してるんだろ、つか、こんなもの食べていいのだろうか?

 夕方から西宮神社の残り福へ。大阪にいるなら今宮か堀川ってことになるのだが震災前まで阪神間に住んでいたので自分的にはえべっさんといえば西宮ということになっている。ま、えべっさんの総本家ってこともあり、その方が福も多いかと思っているのだが、さて?


・西宮えびす(2014,01,11) 伝統のお化け屋敷も健在



2014年1月8日水曜日

2014年度の梅だより、始まってます

初雁(大阪城梅林)
例年のことながら大阪城の梅林では昨年12月の半ばから蝋梅や冬至梅、初雁など早咲きの梅たちが咲き始めており今年も大阪城梅林梅だより、密かに始まってます。橋下さんが市長になってからというもの、公園管理事務所の大リストラの影響をモロに受けてここ数年、花の状態はかなり微妙になっているのですが、さて今年はどうなりますやら。

 PicasaがGoogle;と統合されて以来、スライドショーの埋め込みタグの発行が出来なくなって困っていたのだが、ふとしたことでPicasa webの方からアルバムにログインすれば従来通りの使い方ができることがわかったので今年はスライドショーが復活です。Googleも都合次第で仕様をコロコロ変えてくるのでこの先どうなるかは微妙ですけどね。

 で、そのスライドショーです↓



2014年1月6日月曜日

風と共に去りぬ

年末録画しておいたバック・トゥ・ザ・フーチャー3部作と風と共に去りぬはもちの論でDR記録でBlu-ray保存。超お気に入りの映画を我が家でハイビジョン画質で好きな時に見られちゃうだなんて何て幸せなことなんだろう(笑)


 BSでやると聞いて年末から風と共に去りぬの小説を読み返しているのだが、その濃さにはまりまくり。この濃厚さを一度知ってしまうと3時間45分の超大作映画も内容スッカスカに思えてしまうほどなのだ。もちろんスカーレット・オハラといえばビジュアル的にはヴィヴィアン・リー以外、絶対に思い浮かばないわけだし永遠の名作であることに変わりはないのですがね。


 しかし、とにかく今は小説が面白すぎて他のことが手につかない状態になっているので休みが終わるまでに読み終わらないと困ったことになってしまいそうだ(?)


・御堂筋イルミネーション(2013,12,23)は1/19(日)まで


2014年1月4日土曜日

遅ればせながら

明けましておめでとうございます。今年も不定期更新になってしまうと思いますが、どうかよろしくお願いいたします。さて年始年末は30日から3日まで実家へ帰省して食っちゃ寝のぐーたら正月。ま、年に一度の正月なんだしと(笑)

 ちなみに今年の紅白はあまちゃんコーナーのおかげで久しぶりに面白かったな。クドカン構成のあまちゃんコーナーから暦の上ではディセンバー、大友良英バンドをバックに東京デビューを果たした北鉄のユイちゃんとアキの潮騒のメモリーが春子ママから鈴鹿ひろみへ・・・・、と考えられる限りの大サービス。能年玲奈は歌はダメだけど、それでも口パクじゃなくって実際歌ってただけまだマシだろう。

 2013年の前半はあまちゃんには十二分に楽しませてもらったけど、それもこれでしっかり成仏(?)したって感じだ。この勢いで続編、それはやめてほしいと思うのだが(・∀・)ニャリ


・大阪城梅林の蝋梅(2013,12,28) ※クリックで拡大します