2006年3月4日土曜日

奈良・東大寺~お水取りについて

昨日は例によってお水取りのお松明を見るため夕方から近鉄電車に乗って奈良・東大寺の二月堂へ。このお松明は東大寺の修二会期間中(3/1〜3/14)の間は毎日開催されている事もあって前半の平日に行けばかなり楽チンで見られちゃうのである。ちなみにお水取りの行法が行われる3/12の籠松明は確かに通常より一本多いし(11本)、また松明自体も一回り大きいけど見物に訪れる人は数万人とこの日に集中するので基本的にお松明一本ごとに強制移動になってしまうし、下手すると何も見られませんでしたなんて事もザラなので出来れば避けた方が賢明。

 あと、一度見ておく事をお薦めしたいのは14日(最終日)の「尻つけ松明」。この日は10本の松明が揃って二月堂の回廊に登場し、一斉に火の粉のナイアガラを演ずる事で修二会のフィナーレを飾るのだが、これがなかなかのド迫力!ちなみにこの日は通常よりも30分早い6時30分開始となるし、この日ばかりはあっという間に終わってしまうのでくれぐれもご注意を。・・・去年はこんな人もいました(笑)また、12日と14日以外は二月堂の内部からも見る事が出来るので余裕のある方はぜひどうぞ。下から見上げるのとはひと味違うし、距離が近い分だけ迫力あるお松明を楽しむ事が出来ますよ。

*ご参考まで
 ・昨年3月2日の“お松明ムービー”

 ・昨年の“尻つけ松明ムービー”
東大寺
東大寺二月堂・修二会

・写真:お水取りのお松明(2006,03,03) *クリックで拡大
 お松明の見物は司馬遼太郎の「街道をゆく24 / 滋賀散歩、奈良散歩」を読んでから行くのがオススメ