最初は可もなく不可もなくといった感じで見ていた純情きらりだが、ここに来てちょっとキツくなってきた。分かりやすい筋書きで変に先が読めすぎるって事もあるけど、その割には何となく微妙にずれていて居心地が悪いところがあるからいつまでたってもハマれない。
でも、何より致命的なのは桜子の音楽に対する一途な気持ちが全然伝わってこないことかなぁ。よって、大騒ぎして受験した音楽学校に不合格になったところで可哀想なんて気持すらわいてこないのだ。これなら超嘘っぽい真知子さんのしゃべり方に突っ込み入れながら見られる「君の名は」の方がまだ数段ましかも。鈴木京香、ちと化粧濃すぎですがね(笑)
・大阪城公園の「華鬘草(けまんそう)」
(2006,05,05) *クリックで拡大